製品情報 PRODUCT
SpectraView®Ver2
TEAC LX／WXシリーズ
後処理トラッキング解析オプション
コンパクトで可搬性に優れたLX-1000シリーズと、リアルタイム収録と記録メデイアへの同時集録が可能なWX-7000シリーズを使用して収集した回転振動データを再度呼び出して定幅トラッキング、リサンプリング方式による定比トラッキング、周波数トラッキング解析を行うソフトウェアパッケージです。
特長
- 回転機械に関する振動分野はあらゆる産業機械や発電機などの社会インフラまで非常に多数存在します。 回転機械の振動は軸受や歯車にアンバランスやミスアライメント、キズが存在すると、回転数に比例した振動周波数が振幅変調を受け、中心周波数の両サイドに余分なピークが発生します。 低速から高速回転までの幅広い周波数変動がある回転機器にとっては、回転数の変化と装置を構成する部品が持つ固有振動数との共振現象が大きな問題になります。 回転振動の解析ポイントは回転数を変化させた時の振動、騒音レベルの変動をグラフ化し、共振状況を把握できるようにすることが基本になります。
- 後処理トラッキングオプションで可能な解析方法は以下の3種類です。 定比トラッキング： 回転数をパルス（例：1回転／1パルス）でサンプリングし、それを基にソフトウェアでリサンプリング処理を行う手法です。 定幅トラッキング： FFTスペクトルから該当次数を切り出します。回転数はF/Vアンプのデータを使用します。 周波数トラッキング： FFTスペクトルを回転数⊿で切り出します。回転数はF/Vアンプのデータを使用します。
使用分野
- 産業機械や家電製品等、非常に広範囲な分野で使用されている回転機械に関する振動に関するデータ解析は大変重要な分野です。
- エンジン関連、EV用モータ関連、ブレーキの等、回転機械の性能試験用ダイナモや車載用として幅広い分野でデータ収集・解析に使用できます。
- 大型モータ、コンプレッサ、ポンプ等、回転機器の修理・保守の測定評価に役立ちます。
収録
LX-1000シリーズかWX-7000シリーズを使用して回転振動データを収集します。
解析
後処理トラッキングオプションで可能な解析方法は、
・定比トラッキング： 回転数をパルスでサンプリングし、それを基にソフトウェアでリサンプリング処理を行う手法です。
・定幅トラッキング： FFTスペクトルから該当次数を切り出します。回転数はF/Vアンプのデータを使用します。
・周波数トラッキング： FFTスペクトルを回転数⊿で切り出します。回転数はF/Vアンプのデータを使用します。
表示可能なグラフは、定比／定幅／周波数トラッキング3Dグラフ、回転次数比分析グラフ、キャンベルグラフ、カラーコンタグラフです。
レポート
画面の印刷は表示画面単位に行えます。 ウインドウズのコピー／ペースト機能により、表示されている画面をマウスで指定し、Word等に張り付けることもできます。
動作環境
PC
| OS | ウインドウズ10/11対応です。 32/64ビット環境両方で動作します。 |
|---|---|
| CPU | CPUはCorei5以上 |
| メモリー | メモリーは8GB以上 |
| ディスプレイ | XGA以上(1024×768ドット) できるだけ解像度の高いものを使用してください。 |
測定機器
| 測定機器 | テイアック製インテグレーテッドロガーLX-1000、ワイドバンドレコーダWX-7000シリーズ |
|---|
ご注意事項
- 測定機器の仕様については、別途メーカーの資料をご参照ください。
- 使用するセンサ、センサアンプ、ソフトウェア詳細仕様については当社にお問い合わせください。
- 本文中の商品名は各社の登録商標です。 本仕様はお断りなく変更することがあります。
-
当ソフトウェアの納入立会、個別改造については、当社にお問い合わせください。
当社ではこの他、計測制御系の各種ソフトウェアの受託開発を行います。
ご購入・お問い合わせ
ソフトウェアパッケージの価格は
各シリーズにより異なります。
ご購入は、当社または横河電機
・代理店にお問い合わせください。
各シリーズにより異なります。
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当プログラムはパソコン1台毎に1セットご注文ください。
システム導入立会費は、別途有償となります。
プログラム改造のご相談は別途お見積もりの上、対応させていただきます。
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